終末の世界(人と比べない事がテーマの世界)を背景に身体を鍛えて拠点(ホームジム)を変えながら冒険する男の物語。終末前の記憶、筋トレと手に入れた物資(食事)の記録などを綴る。
山本KID徳郁「神の子」の筋力トレーニングを考察!
筆者の身長は163cm、体重は60Kg〜70Kgになる。そんな筆者のスペックに限りなく似たプロの格闘家「山本“KID”徳郁」選手は強い憧れと言わざるを得ない。というのも、山本KID選手と身長が163cmと同じで昔から勝手ながら憧れていた。
そんな今回は山本KID選手の本を購入したので感想を交えた体づくりの考察を書いていく。
参考: “KID”BODYトレーニングブック―強くてカッコイイ体に変身!
山本“KID”徳郁「神の子」
山本KID選手は紹介映像の発言で「格闘技の神様の子供、俺は、神の子」と言った事が世の中に浸透したことからも格闘技界では紹介VTRなどでは「神の子」と呼ばれるようになった。
そんな山本KID選手が人気だった理由は、やはり数々の名試合を世の中に魅せてきたのは勿論のこと、何と言っても” キレのあるカッコイイ身体 “にある。山本KID選手はレスリング育ちなので、僧帽筋、肩周辺が発達していて全体的な筋量のバランスが超絶に良く、身体能力や柔軟性も優れている。かっこよさも強さも兼ね備えた” 山本KID “に憧れている人が多いのも深く頷ける。
さて、今回の記事では山本KID選手のような筋肉に「どうすればなるのか?」を山本KID選手の本を元に考察していきたい。
実践と基礎トレーニングで練り上げられたもの
本書を見てみると、ボディビル雑誌などでは中々見る事ができないような驚く程に基礎的なトレーニングが紹介されている。しかし、基礎は基礎でも改めて見てみると” なるほど “と言えるものも多く、逆に言えば山本KID選手の体は基礎トレーニングと実践だけで練り上げられたのだと感じた。
本書では、ウェイトトレーニングを重点的に練習している者にとって、
“トレーニングメニュー”としては「物足りない」と感じさせられる内容のレパートリーと言えたが、強度の高い格闘技という実践内容に付け加え、本書で書かれている基礎を実践している事を考えたら実際には凄くハードであると考える。
山本KID選手の筋トレメニューを分析してみる
本書でウェイトトレーニングで最初に推奨されていたのがサムレスグリップで握るハイクリーン、そしてベンチプレスにバーベルスクワット。小さな筋群向けの種目はおおよそ4種目程だ。どれもが格闘のために行われると想定される為、既に消耗している事を前提においている為か三頭筋を中心とした種目は無く、バーベルリストカールやバーベルカーフレイズといった関節周りの筋肉補強を行う種目紹介が印象的だ。
★POINT
本書ではストレッチ、マット種目が推奨されている。山本KID選手の柔軟な身体は間違いなく念入りな柔軟運動にもあるということを忘れてはいけない。
山本KID選手のような身体になるには~超追及編~
山本KID選手に限りなく近づくには、レスリングもそうだが、シュートボクシングや総合格闘技を習うのが手っ取り早いだろう。そうして実践+ウェイトトレーニングをすれば、山本KID選手の体に近づける可能性は高くなる。しかし、ここは筋トレブログなのでこの記事では格闘技に触れずに山本KID選手の体に近づけるよう考えてみた。
ストレッチ、柔軟を欠かさずにやれ!
先ほどにも言ったように山本KID選手の柔軟な身体はストレッチ、マット運動を欠かさずやっていることにある。単純に前転や後転を行うのも継続することでバカにできなくなってくるだろう。こういった練習は組み合いや受け身の応用力などが鍛えられるのだと考える。
強度の高いウェイトトレーニングを取り入れろ!
格闘技なしでは、山本KID選手が得ているような負荷を得ること難しい。特に山本KID選手は肩周りの発達がすごいので肩やフロント部を重点的に筋トレを行い、尚且つスクワットも山本KID選手に近づく為には超絶はずせない。なぜならスクワットで強い脚腰を作っていくことで馬力がつき、総合格闘技などのシーンでは組合いの強化が見込めるからだ。それらを想定した場合、本書でも推奨されていた全身を鍛えることの出来るハイクリーンは是非取り入れたい種目と言える。
有酸素運動を取り入れよ!
全力で走らない30分ランをトレーニング後に取り入れ、脂肪燃焼を促すことで山本KID選手のようなキレた身体に近づけるだろう。勿論ここまで筋肉のラインがはっきりしていると食事管理も同時に大きく関わってくるので意識していきたいところだ。
本書を見てみると、料理のページもあった。
そのページでは” 神鍋 “なるものが記載されていて少しニヤリとしてしまった。
ファンにとってもこの1冊はとても楽しめる内容だった。
それでは今回はここまで。本日も良き1日を!
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