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上腕二頭筋の筋肉痛がならない方へのおすすめ種目

上腕二頭筋は,小さな筋群のため回復が速く,負荷に慣れやすい傾向にある。また,上腕二頭筋ピンポイントに効かせることというのは以外にも難しい。この記事では上腕二頭筋の追い込みに最適な種目を紹介する。
上腕二頭筋の筋肉痛が来なければ,ひとまずコレだ!
コンセントレーションカールは上腕二頭筋の筋肉痛が欲しい方におすすめです。なぜ,おすすめか?と言えば余った片方の腕で補助できるので追い込みやすく,上腕二頭筋のトレーニングのマンネリ化の解消にもなり得ます。
コンセントレーションカールは余った片腕でトレーニング補助が出来るというのが最大の旨みなんです。補助できるということは,追い込みきる幅が広くなるということ。「筋肉痛がこない!」というのは,つまり効かせることができていないということにもなる。(※筋肉痛がこなくても発達はします。)
効かせることが出来ていないということは,ある意味では途中で集中力が切れて諦めてしまっているということにも受け取れます。
重さに負けて諦めてしまっているのか?
ターゲットへの刺激の入れ方を間違っているのか?
疲労が重なって集中できなくなっているのか?
気になるあの人のことを考えているのか?は,分からない。様々な状況が重なって「今日はなんだか効かせることが出来ていない気がする…。」となってしまう。「体調や心境によって効かせ方があまくなった!」というのは熟練の方でもあることみたいですね。
★POINT
コンセントレーションカールは肘が固定されているためダイレクトに二頭筋に刺激が乗りやすい。また,筋トレに慣れてから追い込みきることを意識すること。初めのうちは決められた回数設定を行い,怪我の防止。無理のない継続から掴むこと。
上腕二頭筋を追い込む方法
上腕二頭筋を追い込むカール種目は様々ありますが,基本的に” 追い込み方 “というのは全て似ています。特にカール種目で重要なのが,ネガティブのトレーニング,つまり” 下す時 “を重視してトレーニングすることにあるんです。ネガティブ動作中には上腕二頭筋を効かせるたまの旨みが詰まっているので,重りを下す時は脱力せず,常に上腕二頭筋を緊張させて追い込んでいきましょう。
★POINT
上記で言ったコンセントレーションカールの他,プリーチャーカール(コントラクト種目)⇒インクラインダンベルカール(ストレッチ種目)のセットは追い込みやすくおすすめ種目だ!
関連記事⇒(筋トレのモチベーションを上げる7つの方法)
コンセントレーションカール/動画
-動画まとめ-
- 座る台(ベンチ)の高さが重要
- 重すぎない重量を選ぶ
- 重量を変えないやり方も有効的だが,重量を落としていくドロップセットがおすすめ
- コンセントレーションカールは上腕二頭筋(力コブ)や前腕筋に効果的
★POINT
筋凝縮時に1カウント,ギュっとホールドするという効かせ方も筋肉によく効く。あとはマッスル北村さんの名言にもあるように「限界点はお膳立て,そこからどれだけ追い込めるか?」がカギ。

FC2ブログの訪問者さんから二頭筋の筋肉痛がこないという質問を受けたことがあった。そんな時,僕はコンセントレーションカールをお勧めするようにしている。同じ境遇に立たされていた立場なので,コンセントレーションカールはおすすめしやすい種目だ。無事に筋肉痛が来たという報告を受けるとこちら側まで嬉しくなる。
最近ではプリーチャーカールで巻き倒してばかりなので,コンセントレーションカールをたまにはやってみようと思う。二頭筋の筋肉痛がこないなら,とりあえずコンセントレーションカールに限る。
writer-SR