順手と逆手 握り方の種類「オーバーグリップとアンダーグリップ」違いも説明

筋トレ用語の書

今回はオーバーグリップとアンダーグリップについて画像付きで説明していく。まず、オーバーグリップとは順手持ちで握る事を言い、アンダーグリップとは逆手持ちで握る事を言う。それぞれ特性や特徴が異なるのでシーンによって使い分けていこう。

握り方の種類「オーバーグリップ」とは”順手”で握ること

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【over: 上へ,超えて grip: 握る】

オーバーグリップとはバーを順手で握る握り方、つまり手の甲が上に向いた状態の握り方。

オーバーグリップでの握り方の特徴として、

基本的に握力を必要とし、前腕筋や腕橈骨筋などの筋力を必要とされる場合が多い。懸垂などで言えば体力検定などでは基本的にオーバーグリップ(順手)で握らなければいけないので難易度が必然的に高くなる。

また、オーバーグリップという握り方の中にも親指を外して猫の手みたいにして握るサムレスグリップという握り方もある。サムレスグリップに関しては逆手でも握れるが使われる場面は順手よりも少ない。

それぞれ筋トレの内容によって変えて試行錯誤していこう!

握り方の種類「アンダーグリップ」とは逆手で握ること

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【under: 下へ、真下に grip: 握る】

アンダーグリップとはシャフトを逆手で握る握り方。つまり手の甲が下に向いた状態の握り方を言う。

アンダーグリップでの握り方は特徴として手のひらがうえに向くこと、上腕二頭筋が関与することで握力が補助されやすい。筋トレでわかりやすいシーンで言えば懸垂は順手のアンダーグリップよりも逆手のオーバーグリップの方が難易度は低くなる。これは上腕二頭筋の力を使えるうえに、順手よりも握力が尽きにくいからだ。

こうした特徴を理解する事で、効果を与えたい部位が腕ではない時に自然にかかる作用をパワーグリップなどで極力消す工夫にも理解が深まる。

握り方や効果を理解して自分が鍛えたい部位に最大の効果を与えていこう。

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