ホエイプロテインやソイプロテインは食事置き換えとして向いているのか?を考える

終末筋トレハック

今回は身体づくりに向けて「ホエイプロテイン」や「ソイプロテイン」が“食事の置き換え”に向いているのか?について考察していきたいと思います。それでは書いていきましょう。

ホエイプロテインやソイプロテインは食事置き換えとして向いているのか?を考える

「ホエイプロテイン」もしくは「ソイプロテイン」を食事の置き換えに利用する考え方は筆者の考えでは両者とも一般的には不向きと考える。そして主に「ダイエット」を目的にした人は特にそうと言えるのだと思われる。

理由としてはホエイプロテインは吸収性がよく「はやくお腹がすいてしまう確率が高くなる」からである。

はやくお腹がすいてしまえば、結果的に置き換え食事と+αで栄養を摂ってしまい「カロリーのカサ増し」になる確率も高くなる。その結果から世間では「プロテインを飲んだら太るんでしょ?」という誤解も生まれていくのだろう。

また、ソイプロテインはホエイプロテインより吸収性が穏やかにしても、やはり置き換えが効く程腹持ちはよくはない。

更にホエイプロテインもソイプロテインも置き換えに利用する分には「断食」よりは遥かにマシにしても「食事の代用」としては、まだまだ不十分な栄養価だと言える。もしもホエイプロテインやソイプロテインを食事の置き換えとして実践するのであれば、身体を動かす分の炭水化物とビタミンミネラルは抑えておきたいところだ。

食事として置き換えるなら「置き換えのプロテイン」を使う

よくパッケージで「置き換えプロテイン」と謳っているものがあるが、あれらはホエイプロテインやソイプロテインとは違い、どちらかといえばミールサプリメントに近いものが多い。

「ミールサプリメント」とは普通のプロテインと違い、更に+αで栄養価が豊富に入っているサプリメントだ。(たんぱく質を始めに糖質、食物繊維、ビタミンミネラルなど)更に吸収性も穏やかで腹持ちが良いため、お腹も膨れやすい。そのため「食事の代用/置き換え」として役目を果たしてくれるわけだ。

従ってホエイプロテインやソイプロテインを利用する場合には「足りないたんぱく質をプロテインで補うため」であったり、「不十分な食事の補助」などの方向性で利用するとしっくりくる。尚、たんぱく質は最低でも自身の体重分は確保したいところだ。運動の継続がうまくいけばたんぱく質量を増やしていこう!

【肉体改造】ホエイプロテインを食事代用にした結果【経験談】

ホエイプロテイン単発で“食事”とするのは栄養面に偏りがでてしまうため、やはりおすすめはできない。筆者の場合この方法を実践したので経験から話せるわけだが、筆者自身多忙な環境に身を置かれていた時、食事の内容が薄かったのでホエイプロテインを間食の代用として扱う事が必然的に多くなってしまっていた。この時の境遇を言えば昼飯はホエイプロテイン一杯だけの時もあるくらいだった。

〜最近の食事例〜
朝: ホエイプロテイン+ビタミン
昼: 食事+ホエイプロテイン
夕方: ホエイプロテイン
夜: 食事+ホエイプロテイン+ビタミン
深夜: ホエイプロテイン

昼間に無事に固形食事を摂れたとしても夜ご飯と合わせると一日2食、調子よくて3食と身体づくりしている者としては、かなり少ない食事量であり、致命的である。

結果的に、身体の仕上がりはどこかフラットに仕上がり、重量記録の停滞にもぶつかりやすくなっていた。

まとめ

・ ホエイプロテインやソイプロテインを置き換えるとお腹がすきやすいので置き換えに使う場合気をつけなければならない

・ 置き換えプロテインを使いたい場合「ミールサプリメント」や「置き換えプロテイン」などのパッケージを利用するとお腹も減りにくく、栄養価も高い

・ 経験から言えばバルクを残したい場合、ホエイプロテインやソイプロテインの食事置き換えは不向きだった

筆者の中の成功談を話すと、固形食事(鶏胸肉、ブロッコリー、オートミール中心)一日4~5食(ホエイプロテインは別で2~3杯)しっかり食べていた時はやはり自分の中では身体づくり的に「ベスト」を出せていた。

食事は噛んで飲み込み、しっかり消化してカロリーを使った方が良い身体はできるのだ。

それでは今回はここまで。本日も良き一日を。

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