筋トレをしていくうえでトレーニングメニューの内容が同じだとマンネリ化しやすく、時として思った以上に筋肉痛にならない時もあるだろう。また、苦手部位に対しても同じ事が言える。
そんな時に迷わず実践して欲しいトレーニング方法がある。それがネガティブトレーニングだ。このトレーニング方法は「いつものトレーニング」に対しして少しアレンジするだけなので超簡単なうえに嫌程効いてくれる。
結果として翌日には理想的な筋肉痛が訪れてくれるだろう。
効きすぎて困るネガティブトレーニングの解説
筋トレには挙げる下げる動作と2つ種類がある。
それが、挙げる動作「ポジティブ動作」
下げる動作「ネガティブ動作」だ。
このネガティブ動作はポジティブ動作に比べると強い力が発揮されやすい動作なのだ。
ネガティブトレーニングはこの「ネガティブ動作時」にゆっくりじわっと動作させる方法である。
ネガティブトレーニングは下げる動作に重点を置くので重量のコントロールが重要になる為、いつも扱っている重量よりも軽い重量でもよく活躍してくれる。
例)スカルクラッシャー(ライイングトライセプスエクステンション)で言えば…。
上記の画像のスタートポジションから下げる時、ネガティブ時は負荷を感じながらゆっくりじわっと。
重量に逆らうように下げる。
そして挙げる時は爆発的に挙げる。
この動作を繰り返すのがネガティブトレーニングである。
ネガティブトレーニングが超絶オススメな件
このネガティブトレーニングは特に「苦手部位」や「苦手種目」に対して実践すると良いだろう。
筆者の場合、効かせることが苦手だったバーベルカーフレイズ、トップサイドデッドリフト,、ベントオーバーローイングはネガティブトレーニングを採用する事で克服して「効かせ方」も身につける事ができた。お陰様で今では得意種目である。
また、得意部位に対しても刺激の変化として積極的に採用するがこれを実践すると「いつもよりも激しい筋肉痛」が到来するので恐ろしいものだ。
「筋肉痛が来なくて困ったらとりあえずコレ!」
というくらい信頼できるトレーニング方法である。
筋肉はあなたが思った以上に負荷を求めている
筋肉は己の成長のために常に新しい刺激や、衝撃、鮮度の高い負荷を求めている。
そう、今回紹介したネガティブトレーニングなら、筋肉の願いを叶える事ができる期待値が高いわけだ。
「どの種目においても最高重量を更新していけば良い話」
そういったシンプルな強さを抱えて成長する事もまた楽しいが、
筆者のように関節が弱い人に向けてはこのネガティブトレーニングは必要な武器となるだろう。
ネガティブトレーニングを実践する事で筋肥大も促しやすく、効かせ方の学びも進む。
筋量が増えれば自然と新しい重要領域にもトライできるのだ。
それでは今回はここまで。
本日も良き1日を。
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