腹筋種目の中でも最も腹筋に高負荷を掛けることができる種目「ドラゴンフラッグ」。今回このドラゴンフラッグを片手で行うやり方を説明していく。
片手ドラゴンフラッグは、確かに負荷が高まるうえに人によっては通常のドラゴンフラッグよりも「効かせることができる」ことも可能なのかもしれないが、ここで言う片手ドラゴンフラッグは「” パフォーマンス種目 “に近いだろう」という説明に行き着くだろう。
それでは、片手ドラゴンフラッグをする意味とやり方を解説致します。
ドラゴンフラッグに最適なフラットベンチは、「リーディングエッジ フラットベンチ」だ!
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種目に対しての目標や達成感
通常のドラゴンフラッグはインパクトが強い種目なので” できたら凄いからやってみたい! “と練習を始める方は多い。実際に多くの訪問者さんからドラゴンフラッグに対しての悩みを聞いてきた。
関連記事⇒【ドラゴンフラッグができるようになった!】訪問者さんから報告を頂きました【DF討伐】
ドラゴンフラッグは自重腹筋トレーニングの中でも最も高負荷を腹筋に掛けることの出来る種目なので効率が良くなるという意味でも筋肥大を狙ったボディデザインという意味でも強い手札となる。
そして「ドラゴンフラッグができるようになること」を目標に頑張ることも筋トレの楽しみの1つになり得るし、できるようになった時の「達成感」がまた気持ち良いものである。
そして今回の片手ドラゴンフラッグもまた「楽しみ」や「達成感」に携わる種目になるだろう。
片手ドラゴンフラッグは実際に効果的なのか!?
片手ドラゴンフラッグはバランス感覚が鍛えられるが、腹直筋に効かせるには効率は悪くなると筆者は感じる。
効率というもは「腹直筋に対する意識」の問題なので、バランスに気を取られることなく慣れて筋肉に意識できるようになればあるいは効果を見込めるのかもしれない。
それを踏まえたうえで片手ドラゴンフラッグの効果を言えば、腹直筋だけではなく多少外腹斜筋にも負荷が逃げる傾向にあるので外腹斜筋を鍛えるのには最適と考えれなくもない。
しかし、実際に片手ドラゴンフラッグは片手というバランスを維持しなければならない中、ドラゴンフラッグというレベルの高い腹筋をしなければならないので、関節の負担も大きくケガにも繋がりやすいのも事実だろう。
だからこそ、当ブログでは「片手ドラゴンフラッグはあえてやる必要はなく、パフォーマンスにしかならない」と言っておきたい。
片手ドラゴンフラッグのやり方
それでもやっぱり片手ドラゴンフラッグを行いたい場合、
当然ながらまずは普通のドラゴンフラッグをマスターしなければならない。普通のドラゴンフラッグを15回程できるようになれば片手ドラゴンフラッグが出来るようになる日も近いだろう。これはあくまで回数で片手ができるようになるというよりも「通常のドラゴンフラッグ15回できるような”練度”」がいるといったイメージだ。
片手ドラゴンフラッグのコツその1「手の位置は上で掴むのがベスト」
まず掴んでいる方の手をベンチ台の横ではなく真上に掴むことで行いやすい。しかし、これをする際、ベンチ台の耐久性には十分注意する必要がある。
例えば、当ブログでも最も利用しているリーディングエッジ フラットベンチ台は頑丈ですが、横からではなく真上からの耐久性に少し乏しい。普段有りえない方向からの負荷なので仕方がない。従って、片手ドラゴンフラッグをする際は筆者の場合、真上からの耐久性にも優れているインクラインデクラインベンチ台を使用している。
持ち手にかなり体重がかかるので自分の身体も道具も気をつけていこう。
片手Dドラゴンフラッグのコツその2「バンザイでバランスを保持」
ベンチ台を掴まないもう片方の余している手は真上に上げて,「バンザイ」するような形に。このフォームをとることでドラゴンフラッグの動作を開始してもバランスが取りやすく片手ドラゴンフラッグが行いやすい。
様々なやり方でドラゴンフラッグの動画
上記動画の中で片手ドラゴンフラッグを実践しているのは(2:33)。
掴んでいる手、余している方の手はコツで説明した通り。この形をマネれば案外すぐに出来る日がくるのかもしれない。余談だが動画の初めにある” ドラゴンフラッグ・インクライン “は負荷が強すぎるため人によっては関節部位を痛めてしまう恐れがある。そして通常のドラゴンフラッグ以外のドラゴンフラッグをする意味は「パフォーマンス」に近いものがある。
筋トレでは何の種目でも言えることだが、ターゲットへ集中して負荷を掛けることができているのか?が重要だ。
それでは今回はここまで。
本日も良き1日を。
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