「プロテイン」は食事の補助サプリメントとしてお手軽にたんぱく質を補給できる事から身体づくりやフィットネスと関わる多くの人から人気なサプリメントだ。中でも代表的なものを言えば、消化吸収の速い「ホエイプロテイン」と消化吸収の遅い「カゼインプロテイン」がある。
ホエイプロテインは消化吸収が速いのでトレーニング前やトレーニングの後などに消化効率や食事の手間を効率よくスキップできる事から使用されることが多い。カゼインプロテインは消化吸収が遅いので腹持ちが良く、間食や寝る前に使用される事が多い。
さて、この2つのプロテインは同時に使用するとどうなのか?がマッスルアンドフィットネスで記事として取り上げれらていたのでシェアしていきたい。
参考: マッスル・アンド・フィットネス日本版 2014年5月号
【筋トレ】ホエイプロテインとカゼインプロテインの組み合わせは最強!?
筋肉をつくるにはトレーニング強度と食事の内容/管理が決め手となっていく。いかに筋肉が分解される機会を減らし、タイムリーにたんぱく質を取り込むことができるか?いかに筋肉を愉快に破壊するためのトレーニングサイクルが組めるか?が重要となるわけだ。
「筋肉をつくること」というのは、仕事でも同じと言えるが効率を重視することで、人によっては生産性をあげる事ができる。そんな時、最もベーシックな択となるのが「ホエイプロテイン」や「カゼインプロテイン」となる。
そして今回は、それら2つを混ぜて使用する事で見込めるメリットがマッスルアンドフィットネスに記載されていた。
ここで得られた最も重要な結果は,ホエイ,ガゼインともに筋肉のたんぱく質合成を,6時間にわたってほぼ同レベルで刺激したことだった。しかし,ホエイのほうが筋肉のたんぱく質合成がより速やかに刺激され,これに対してガゼインはより穏やかだが長時間にわたって筋肉のたんぱく質合成量が増加した。
この結果から,ホエイ,ガゼインともに筋肉のたんぱく質合成に関して異なる影響を与えることから,ワークアウト後にこの2つを組み合わせて摂ることが最良の選択と考えられると,研究では結論している。ホエイは消化・吸収が速く,インスリンとロイシンの濃度を短時間で高め,たんぱく質合成を刺激するからだ。
一つではなく,複数のタイプのプロテインを組み合わせて使うことによって,筋肉をつくる働きをより速く進めるとともに,より長い時間にわたって効果を得ることができる。
P76: ホエイとガゼインの組み合わせは筋肉づくりの最強のコンビ
本書で言うように、人によってはサプリメントの効果を合わせて駆使すればより効率よく筋肉をつくるためのサイクルを生み出すことができるのかもしれない。しかし、デメリットとして言えるのはやはりコストが掛かるのも事実であり「どれだけ体づくりを欲張っていくか?」と言ってもおおげさではないだろう。
自分の生活習慣や生活水準などから必要な効率性だけをうまく選択し、愛用するサプリメントを決めていきたいところである。
参考: マッスル・アンド・フィットネス日本版 2014年5月号
現在筆者はサプリメントはホエイプロテインアイソレート、ビタミンミネラル、グルコサミン、フィッシュオイル、エビオス。できるだけ固形食で食事管理していき、食欲低下や急ぎたい時だけにプロテインを利用している。今回本書で読んだ内容は現状の自分に無縁でも栄養の質の底上げ知識として興味深い内容だった。
それでは今回はここまで。本日も良き1日を!
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